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輪針とは 輪針の使い方と種類 輪針で編み物のメリットとデメリット

輪針とは編み物の棒針編みの編み針のひとつです。

棒針編みの編み針には2本棒針、4本棒針、玉付き、輪針などの種類があります。

輪針は編み針とコードがセットになっており、4本棒針のように多くの針を使ったり平編みを輪に綴じたりしなくても輪編みをすることができる編み針です。

輪編みだけでなく平編みにも使えるので普通の棒針の代用として使える汎用性の高さもおすすめのポイントです。

目次

輪針とは 輪針の使い方と種類 輪針で編み物のメリットとデメリット

輪針とは 輪針の使い方と種類

輪針の使い方はとても簡単なので初心者にもおすすめです。

まずは輪針で輪を編む場合の動画を紹介します。

輪針に作り目をしたらこれから編む糸が出ている方を右手に持ってねじれない様に輪にします。

あとはずっと表をみて編むだけ。

平編みのように編地の表裏で編み図記号を反転させなくていいので簡単です。

輪を編む場合

  • ずっと表を見て編む
  • 表を見て編み続けるので編み図記号は反転させず編み図の通りに編む

平編みをする場合

  • 表裏交互に返しながら往復編みをする(棒針と同じ)
  • 裏から編む時には編み図記号を反転させて編む

輪針にも種類があります。

まずはコードの接続部分の違い。

※写真は硬質 輪針 G 22cm 0号 – 15号

通常の輪針はコードと針が固定されており、針の太さとコードの長さ毎に販売されています。

マジックループという手法を使えば100cm~150cmほどのコードの輪針で40cmなどの小さい輪も編むことができます。

※写真はクロバー「匠」輪針セット<コンボ>

便利なのは付け替え式輪針。

編み針(シャフト)とコードが別々になっていて組み合わせて使用することができます。

針が10セット、コードが5本あれば50通りの輪針として使えるのでお得です。

さらに針の素材も種類があります。

上記のクロバーの匠は竹ですが他にもウッド(木)や金属の輪針が発売されています。

輪針とは 輪針で編むメリット・デメリット

輪針は平編みも輪編みもできる便利な棒針です。

輪編みの際のメリットとして浮かんだものはこのくらい
・2本棒針で平編みしたものをとじはぎするような手間がなくつなぎ目が目立たないこと
・ずっと表を見て編むので編み図記号を反転させる必要がない
・4本棒針のように針の境目が3か所できないのでつなぎ目がわかりにくい
・4本棒針と比べて針の取り回しが楽
・編みかけを放置しやすい
・マジックループで編むと試着ができる

デメリットは「4本棒針の方が輪の径を自由に変えられる」=「輪針は輪の径を変えられない」と言われてきました。

帽子のように減らし目をする輪編みには向かないということです。

しかしマジックループという編み方をすれば長い輪針でコードの径より小さい輪を編むことができるのでこのデメリットはありません。

実際に私も100cmのコードの長さの輪針だけを使って2目ゴム編みのベーシックなニット帽を編むことができました。

付け替え式輪針ならコードの長さを変えることもできるので平編み・輪編みともにデメリットが浮かびません。

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